第10章 魅せられて
「、、あっ、あっ、あぁっ、、だめっ、、」
はじめは揺するように。そして段々と前後に腰を動かしていく。
ひなたの中はきゅうきゅうと、宇髄を締め付けている。
「、、てん、げっ、さまっ、、すきっ、、」
その言葉に宇髄の動きが止まる。
今までひなたは恥ずかしいと、その言葉を言ってくれたことがなかった。宇髄が好きだの可愛いだの言っても、私もと、嬉しいと言うことはあっても、好きとはっきり言うことはなかった。
「ひなた?」
「、、てんげんさま、すき、、すきなんです、、すき、、」
何度も何度もそう言われ、宇髄は自身に更なる熱が集まるのを感じた。再び腰を動かし始める。
「もっと、もっと呼べよ、俺の名前を。
もっと、もっと言ってくれ。俺が好きだと。言ってくれ。」
「、、、やぁっ、、てっ、げん、さっまぁ、、ああっ、、すき、、、あっ、あっ、、やぁっ、、す、きぃ、、」
ひなたの中が更に締まる。そろそろ絶頂が近いのだろう。
宇髄は、腰のスピードを上げる。自分も絶頂が近い。
「、、、ひなた、、好きだ、、愛してる、、」
「、、、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁっ、、、」
「、、、っ、、、」
ひなたが絶頂を迎え、締め付ける刺激に、宇髄もひなたの中に白濁を吐き出した。