第8章 でぇとのその後
「もっと呼べよ。何度でも。」
ひなたの甘い声で名前を呼ばれるのは思った以上に心地よく、さらに宇髄の興奮を煽った。
「やぁっ、、てんげんさま、、そこは、、、」
宇髄の手がひなたの胸の膨らみにかかる。力を入れ過ぎないよう、優しく揉んでいく。宇髄の手の中で形を変える膨らみは、まるでつきたての餅のように柔らかで、しっとりと手に吸い付く。
「、、、ふっ、、、んっ、、、」
押し殺したひなたの声が宇髄の耳に届く。
「声、我慢するなよ。聞かせてくれ。」
「、、あぁっ」
宇髄に胸の頂を口に含まれ、さすがにひなたの口からはっきりとした嬌声が出た。
「、やだ、だめ、てんげんさまぁ、」
ひなたが宇髄を止めようとしたのか、宇髄の頭に手を回す。
しかしそれは強請っているようにしか見えず、宇髄を煽る結果にしかならなかった。
固くなった胸の頂を何度も何度も吸われ、舌で捏ねられ、そこは濃く色づいた。
「、、、いたっ、」
ひなたはチクリとした痛みに眉を顰める。
右胸と左胸の間。ちょうど心臓の辺りに赤い痕が付いている。
宇髄が赤い痕を舌先でチロリと舐める。
「お前は俺のもんだ。」