第7章 嫉妬
ボーとする頭のまま、コクンと頷けば。七海君は安心したように私に笑顔を向ける。
グチュグチュと何度も指を出し入れする動作に慣れてきて、頭もアソコももう全てがトロトロになってきた頃。
七海君は私の中からグチュリっと音を立てて指を抜いたあと、グッと両足を曲げたまま持ち上げた。
「……?」
私は一体何が起きるのか分からず、黙ったまま彼を見つめていると。
七海君は太腿にキスをいくつも落としながら、最後は私の脚に顔を埋めたあと秘部へとキスを落とし。そのままトロトロになった私のソコを舐めとった。
初めは先端を…クリを丁寧にチロチロと何度も往復し刺激していく。まるでピリピリと感覚が麻痺するみたいに甘くもどかしい刺激が私を惑わせていく。
「……んッ…ハァッ…ン」
そのまま流れるようにしてアソコの穴へと七海君の舌が入り込むと、ジュルジュルとゆっくりゆっくり出し入れするようにして熱い舌が私を犯した。
「……リンさん。これ、触れる…?」
余裕が無さそうに私を見下ろす七海君は、そっとズボンのジッパーを下ろすと、パンツへと手をかけソレを下ろす。
七海君の下半身を見下ろすと、初めて見るソレに思わず目を見開いた。
男の子って…こうなっているんだ。
あまりに想像とはかけ離れたソレに、驚きを隠せなくてマジマジと見ていると
「見過ぎ」と七海君が恥ずかしげに呟いて、思わずパッと顔を元に戻した。
「触って欲しいけど、無理しなくて良いよ」
私の反応を見てか、驚いていた私を気遣うようにしてそう言った七海君に、私は慌てて。
「違うの!初めて見たから…ビックリして…」
「うん、だから無理しないで」
どうしよう。七海君に全然気持ち伝わってない。触りたくないんじゃないのに。本当にビックリしただけで…