第24章 引越し
ヌチヌチっと湿った音を立てながら、ゆっくりと揺すられていた悟の動きが…パンパンパンっと次第にスピードを上げて早くなっていく。
「……あァっ…ん…ッはァ」
それに合わせるようにして次第に大きくなって行く互いの息遣い。
「…ッ…リン…気持ちいい?」
少しばかり額に汗を滲ませながらそう色っぽく囁く悟は「きもち…っ…いぃ…あッ…」潤んだ瞳で見上げる私を愛おしそうに見下ろした。
グチュグチュグチュっと大きくなって行く自分達の水音に、興奮を覚えながらただひたすらに互いを求め合う。
唇と唇は、熱い吐息と共にまるでトロけ合うようにして舌先で熱を確かめ合った。
「リン…僕の上に座って」
体術の訓練や任務中でも息を切らさない悟が、余裕が無さそうに軽く息を切らしながら私の身体を起こすと、そのままくるりと反転するようにして私を自分の膝の上へと乗せた。
「腰上げて、自分で入れてみて」
「自分…で…?」
「うん、ほら。早く」
焦らすようにして私の耳元で悟に呟かれながら、少しだけ腰を上げると大きく反り返った悟のソレをそっと手で掴み自分のアソコへと当てる。
そしてそのまま、腰を少しずつ下ろしていくと…ぐちぐちぐちっとすんなりと自分の濡れた秘部へ悟を受け入れた。
「いつもと違う場所だからか…っ興奮するね」
「……んっ……あンッ」
ベッドではなくリビングのソファーという場所でシているからか、まるでイケナイ事でもしているような感覚でいつもよりも互いを甘くトロトロに激しく濡らしていく。
「ほら、もっと頑張って腰動かして♡」
「……あっ……さと、る…ッ…ふァっ」
力の入らない脚で必死になりながらも悟の上で腰を振ると、悟は片眉を歪ませながらニヤリと意地悪気に口角を上げて私の腰を掴むとさらにその速度を上げた。
ぐちゃぐちゃになり、お互いがつながり合っている場所からはタラーっといやらしい白い液が流れていく。