• テキストサイズ

【呪術廻戦】抱きしめてそばにいて

第22章 揉め事



「あれ〜?さとるぅー来てくれたのー?」



僕を見つけた瞬間、ふにゃりと笑い「会いたかったぁ」と笑顔を向けるリン。



その表情を見て苛立っていたはずなのにきゅんっとしてしまう僕は…本当にリンに甘い…




「帰るよ、鞄どこ?」



「えー帰るのー?悟も一緒にお話ししようよぉ」



「だーめ、そもそも僕遅くまで呑む時は連絡するよう前に言ったよね?」



「……そうだっけ?そうだったかも…」



そんな僕とリンのやり取りを見て、硝子は「イチャつくな、早く帰れ」と手を振っていて、窓の奴らは「えらいもんでも見てしまった」みたいな顔付きで僕達を呆然と見つめている。




まぁ僕自分で言うのもあれだけど、リンと他の奴らへの態度違いすぎるもんね。




「硝子、金ここ置いとく」



僕は財布から5万を取り出すとそれをテーブルへと置き、リンを立たせてその手を繋いだ。



「五条ご馳走様ー、まぁ5万も飲んでないけどな」



「じゃあ自分の酒でも買いなよ、そのかわりもうリンの事酔っ払わせんなよ」




「それはリン次第だな」



「悟〜私酔っ払ってないよ?ちゃんと一人でも帰れたしー」



「リンは黙ってて、それに帰ったら覚悟してなよ」



「え?覚悟ぉ?」



「じゃあな、硝子」



「硝子も皆さんもばいばーい!」



「あぁ、気を付けて帰れよ」



「「「お疲れ様でした!!」」」




/ 483ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp