第9章 少しの変化

互いの気持ちの良い部分を、これでもかと言うくらいトロトロにしていく。



「はぁ…ッ…んァっ」


「………ッ…」



しばらくして七海君が動きを止めると



「もう限界、入れても良い…？」



色っぽい表情に、首筋には薄らと汗を滲ませながら再び私へと覆い被さる七海君が私を見下ろした。



「うん…いれて…」


気持ち良さで頭がボーっとする。


七海君の色気で、さらに心臓がドキドキしておかしくなりそうだ。



七海君は私の言葉を聞くと、ベッドサイドに置いてあったゴムを慣れた手つきで素早く付けたあと、私の脚の間へと身体を滑り込ませた。



「ビチョビチョだね」



蜜が溢れ出した私のアソコは、透明な液が太ももまでタラリといやらしく垂れ流している。



「…っんﾝ…アッ」



七海君の硬いモノがゆっくりゆっくりと私の中へと入ってくると、ぐちゅぐちゅと甘い音を響かせながら奥の気持ちの良い部分を刺激した。



「…リンさん…可愛いよ…っ」



優しく腰を動かしながら私を見下ろしてくれる七海君に、私も目を細め余裕のない表情で笑う。



「…なな…み、くん…好きぃ…ッ」



ぱちゅんぱちゅんと七海君のソレは、激しく音を立てながら私へと打ち付けどんどんスピードを増していく。



「…はぁ…ッア…」



気持ち良い…気持ちくて…もう何も考えられない。



激しく絡み取られる唇も舌も…


七海君との境目が分からないくなるほどトロトロになったアソコも…



二人を深く深く刺激して、どうしようもないほどに溶かしていく…


「…ッイク」



彼のその言葉に、私は七海君の首へと回した腕へと強くしがみ付くと




「…んっ…ふぁ…ッアァ」




激しく打ち付けられたアソコに強い快感を覚え、そのまま絶頂へと達した。