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テニスの王子様 (短編集)

第1章 季節外れの花火大会



「はぁ~で、そっちの大きい人は?。」

「あ~こいつかぁ?」

「はい?。」

「自分で言うか?」

「ウ…。」

「こいつは、樺地で、俺様は、跡部だ、よろしくな。!」

「はい、よろしくです。」
私は、自分のラケットを、取り出し

「さぁー試合しましょ。」

「あ~するか、お前がどんなもんか見てやるよ。」

時間の都合で、ワンゲームしか出来ないけど、絶対勝ってみせる。

「あの女、俺様達の事忘れてないか。」

「そうだな、岳人しか目に入ってないみたいだな。」

「あの~ちゃん岳人が初恋の相手なんやて~。」

「えぇ~まじ~羨ましいC~」


「あ~そうやな~。」

「本当、羨ましい奴だぜ。」


「宍戸先輩もですか。」

「なんだ?チョータも羨ましいのかよ。」

「え、えぇ~羨ましいです。」

「だよな~。」

「う、ウッス//。」

「で、いつまで、あいつら打ち合ってねん!。」
そう、後一球で勝ちが決まるのに5分もラリーしている。
「これで、決まれ~!!」
バギュンー
『1-0での勝ちです。』

「やった~勝った~
どう私の勝ちだよ。
岳人!。」

「クソクソめぇ~ってお前、強くなったな!。」

「でしょ、でしょ 私頑張って練習したんだから~。」
ニッコリ笑って言うに岳人は赤くなってしまった。

「ん?どうしたの?岳人顔、赤いよ。」




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