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テニスの王子様 (短編集)

第1章 季節外れの花火大会



春の日、季節外れの花火大会があって。

大会の名前は、◯◯花火。県内や県外からも沢山の人来るんだって、家の近くの広い場所では、屋台が出てるし~

家の横の駐車場にも、屋台か出てた。

お父さんが許可したらしい、なんか恥ずかしい~。
けど、い~い臭いしてる~。(^-^; )


そして、夜になって開催のアナウンスが流れ、
私の学校のみんなも友達同士で来たりカップルで来たり賑やかに、なってきた。

「あ~人だらけだ。」

『当たり前でしょう。
花火大会なんだから~。』

夕食の準備しながら話すお母さん。

『友達、来るんでしょ。』

「うん」

急に外が、ざわめいた。

「あ、打ち上げ始まるのかな?。」っと外に、出たら、何か違ってた。

人だかりが、出来てた。

「何?あの人だかり?」

「あ、聞いて~!聞いて~!」

「お、落ち着いて話してよ。」

「あの東京の氷帝学園、中等部2年テニス部のレギュラーのメンバーだよ。!」

「へぇ~あれがね。
でも、見えないじゃん」

「仕方がないよ、この人だかりだもん~」

「でも、よく知ってたね。」

「え~調べたからね。!」

「得意気に、言わなくてもいいよ。」

「そ~だ!!」

「な、何?いきなり~」

「あんたの部屋って2階のあの窓だよね。!」

「そ、そうだよ~。」




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