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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜
第17章 帰還
万愛はそのままの姿勢でネックレスを持ち上げて眺めた。
「もしそうなら嬉しいな。それに私このネックレス気に入ってるんだよね」
「じゃ持ってな。幽霊も喜ぶんじゃない」
「ふふ、じゃ貰うね」
そう言うと早速万愛は鏡の前に行って、ネックレスを付けていた。
僕はソファーから立ち上がり、リビングの窓へと寄って遠くの地平線を眺める。
「これでいいよな」
誰に言うわけでもなく、遙か彼方に向かってそう呟いた。
*
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