第15章 ★止まらない熱情
肉芽を二本の指で挟み込むと、小刻みに振動させ始めた。
びくびくっと身体が震えるような強い快感が襲ってきて思わず腰が揺れる。
「ぁああ! ダメだってばぁああ」
「好きなくせに」
蔑んでくるようなSっ気たっぷりのセリフにも感じてしまう。悟はきっと私の何もかも全てを知り尽くしているのだ。
敏感な芽を執拗に摘まれて、大きく背を反らせると、ふとお尻に固いものが当たった。
――見なくても分かる。悟のアレだ。
すごく大きくなってる。
生唾を飲み込んで、そうっと後ろを振り返った。
「あの、悟……当たってるんだけど」
「当ててんだよ」
「……」
なにそれ反則! エロすぎでしょ!
ただでさえ熱ってきている体に興奮が加わって、顔までぽっぽしてきた。
"当ててんだよ"って男っぽい声が脳内で反復再生されて、つまりそれはシたいってこと? なんて思ったら股の間がきゅんきゅん疼く。