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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第13章 ハロウィンの花嫁


 渋谷に到着するとそこはもう呪霊の巣窟と化していて、あちこち荒廃した状態だった。まるで爆弾でも投下されたように広範囲に渡って建物が破壊されている。

 これは悟と同等クラスの力だ。両面宿儺が暴れたのかもしれないと体が震えたけれど前に進んだ。

 この時、試しに呪霊に術式を使ってみた。呪力のインプットもアウトプットもなんの問題もなく祓えた。悟が封印されていても思いは通じているのだと感じる。これならいける。



 東京は今まさに"天元様と人類を同化させるための慣らし"だという死滅回游が始まろうとしていた。だけど私はコロニーには入らず悟を追跡した。

 術式の力なのか悟を封印している特級呪物――獄門疆の居場所が感覚的にわかる。

 悟を助けたい思いが強くなればなるほどその居場所を感知した。


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