• テキストサイズ

【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


 背中に揺られたままふっと意識が遠のいた。急な睡魔に襲われたようだ。

 そのまま私は車の後部座席に運ばれてボブの運転でアパートまで帰った。

 うつらうつらと五条先生にもたれながら、車に揺られながら。

「君はどこにいても命懸けで僕を助けようとするんだね」

 そんな言葉が聞こえたような気がした。










「具合はどう?」

「うんかなり酔いは覚めた。もう大丈夫」

 気付くとベッドの上に横たわっていた。

 先生が車から運んで寝かせてくれたのだろう。まだ深夜みたいだ。ゆっくりと上体を起こしてベッドの縁に腰をかける。
 
「お水でも飲む?」

「あ、うん。ありがと」

 コップを手渡され一気にごくっと飲み干す。

 
/ 681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp