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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第46章 ●#46 初めての夜




「バカバカバカ!!!ここまでしなくていいのに!……もう…シーツが大変な事に…」
「どうせ洗うんだからいいじゃねぇか。気持ち良かったか?」

リリアは顔を真っ赤にし口を尖らせると視線を逸らして口を動かした。

「そりゃ……良かったけど…」

ごめんな、とリヴァイが頭を撫でる。
そしてギュッとリリアを抱きしめた。


「好きだ…」
「うん……」


顔を見合わせるとリリアは満面の笑みをリヴァイに見せた。
その表情に照れたように苦笑いを返し再び力一杯抱きしめるとベッドに倒れ込んだ。

「眠い」
「え?珍しいね?」

と返したその間にリヴァイが眠ってしまっていた。
おそらくかなり緊張していたのだろう、その糸が切れ、どうやらフッと意識が飛ぶように寝てしまったようだ。

リリアは笑うとリヴァイの頭を撫でた。


「おやすみなさい、リヴァイ。また明日」




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