第7章 くりーん
さらっ。
「この世界の"昼の子"はぶっきらぼうでありながら··優しい方なんだね」
でも私の世界にいる"夜の子"は"愛"を知らない子供
ぬっしょい!
すぽん✿
「やっと出れた」
カチャッ···
パタン
ちゅんちゅん
「······」
ひとりでいる
隣にいた気配がない
ガバッ!
嘘だろ
何も言えてない。
ガチャ!
「彩華!·····!?」
きらきら
「あっ。おはようございますロナルドさん、まだ起きるには早い?のかな?朝ごはん出来てますから食べますか?」
「·····彩華」
「?どうしました」
···ぎゅ
「朝起きたら隣にお前がいないから、もしかして元の道に行ったかと思っただろ」
「ちゃんと帰る時は挨拶しますよ」