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生まれた子

第5章 ばちばち



がたん
すたすた
「帰る」

「あぁ、ロナルド」

ぴたっ
「なんだよ」

「もう女子はいらんのか?」

「····俺にはもういるからな」

ぱちくり
「なっ!いつのまに!?」

ばたん

「マスター、ロナルドの··」

「あまり茶化すのは良くありませんよ」

むぎっ。
「むぅ」


✿✿✿



ふらふら
(飲みすぎたにゃー···)

ロナルドのあんな顔初めて見たな。
ちょっとした微笑み
普段のあいつは無表情やからな


がっ
ずべっ!
「べみっ!···いたい」

ごろん
(俺の周りには常に女子がいたが今ひとりで仰向けになって倒れてる俺の周りは···)






「大丈夫ですか?」

ふいに聞きなれない声がしたんや
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