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生まれた子

第2章 しゃんしゃん



シュルッ
(清掃員の印としてエプロン装備してるが···このまま行こう)


ガチャ
「看板、看板」


コッ
「あら?こんにちは」

「こんにちは(出たーー!ロナルドさんの隣にいる美女!!の1人!うわぁ。まじまじ見るけど···やっぱり綺麗だなー··スタイルも抜群だし··でも香水はキツい···)」

「今日はロナルド様いないんですの?」

「あっ。何やらしばらく遠方に呼ばれたみたいで看板降ろすよう置き手紙があったんです。帰宅したらお伝えしますね!」

にこっ
「退治人がいない事務所の掃除お疲れ様ね」

ぺこり
「いえ。(案外話がしやすい)」

「あっ、あなたは知ってますか?」

「ほい?」

「最近ロナルド様の表情が豊かになった気がするんですよね。もしかして私以外に恋人が出来たのかしら?」

ぞわっ
(うわぁ···やべぇ···)

「いや、定期的に掃除してますが本人とは会話しないので分かりません、お役に立てずすみません」

「あらそう。また何か分かったら教えてくれる?」

「あの。もしロナルドさんに恋人がいたのバレたら?」


にこり
「恋人(ピー)」

ピェ
「ヒュッ!」
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