第4章 ほしがり
チュー····
(?!··噛まれて···る?)
ぷはっ
「気づいたか?俺は日光も十字架も効かねー吸血鬼さ」
「···吸血鬼····(まさかドラルクさんが私に質問していたのは··)」
「吸血鬼だけどお前を好きなのは変わらないぜ、彩華」
チュッ
「んっ」
✿✿✿
ふわっ
「やっぱり匂う」
やはり彩華くんから匂う吸血鬼
むむ
(彩華くんは基本的に室内で仕事してるから吸血鬼に関する事は書類のみ··またはVRCに行く時しか見ないからな)
コンコン
「ドラルクさんいますか?私です」
「あっ、お入り(なんだろ)」
ガチャ
「ドラルクさん紹介しますね」
「···ま?」
「吸血鬼の」
「ロナルドだ、彩華の恋人だ」
ぽくぽく
ちーん
「ま゚ーーーーーーー!」