第3章 呼ばれた
カチカチカチ
「えっ。夢を見る?」
カチカチカチ
「まぁな、俺にも夢ぐらい見るわ」
カチカチカチ
「へー、退治人くんの夢か~どんな夢だったの?」
カチカチカチ
「····呼ばれた夢」
カチカチカチ
「呼ばれた夢?··あっゴールした」
カチカチカチ··ぴたっ
「呼ばれた夢でも、懐かしい声だった」
「退治人くん?」
「なぁ、ドラルク」
「なんだい?ロナルドくん」
「··ーーーー」
✿✿✿
どん✿
(借りてしまった)
幻覚が見れるオルゴール
(たまにはあいつも役立つんだな)←
ただ思い出しただけなんた。
母さんの事を
俺が物心ついた頃には兄貴と妹で暮らしていたからな。
あまり聞かないようにしていたが···