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生まれた子

第16章 ないしょ



(話を聞いてるだけで分かる)

よくロナルドさんは···

好きでも無い女を両隣に置いたな~~~~~!!


「あっ··生憎退治人さんから見た私はただの家政婦ですから。それに昨日から書店の方に出張に向かってるので彼女を作る時間は無いと思われます(毎回嘘を言うのが慣れてきた自分が怖い)」

「そう?なら戻って来たら連絡してと紙を渡して下さる?」

差し出された紙を掴むと
同じ女なのにキズがない綺麗な手を見てしまう。


ひょこ
「おい、何時まで外にいるんだ?」

はっ
「わ!すみません!今綺麗な女性が来ましてロナルドさんに渡してと言われたんです」

「···よく飽きねーよな」

ぺちっ
「ノコ」

「いたっ、いきなりどうしたノコ」

「ノコちゃんのしっぽ攻撃··!(可愛い)」
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