第13章 ×××
そして最初に戻る。
ちょんちょん
「かすり傷だけでよかったです、血の匂いがしたからまさか怪我でもしたかと··」
「あはは、これは返り血ですから···」
「それでも退治人を続けるなら、あまり酷い怪我はしないでください」
「えっ··(俺が退治人って言ったっけ···?)」
ふわっ
「ここはシンヨコハマ、色んな吸血鬼が集う愉快な所ですから。次元歪ませるとか軽く出来ますからね」
「あなたは··分かるんですか··?」
「はい、あなたは"ロナルド"さんですよね?」
「は··はい、ロナルドです···」
「私の世界にも"ロナルド"さんがいますからね、でも貴方はかなりの肉体が大きいですね。彼女さんの管理がきちんとしてるんですね!」
ぴゃっ
「彼女↑!?///いません!!これは···ただの、相棒が勝手に···」