第13章 ×××
なぜ
ちょんちょん
「痛くはないですか?」
「は、はい(優しい手つき)」
俺は知らない女性に傷の手当を!?
✿✿✿
うぃーん
「お疲れ様でした(今日も終わった)··血の匂い」
店から出て歩いていくと、ふいに血の匂いがしたので路地裏に入る
すたすた
(猫か犬か?)
すたすた··ピタッ
「!?···人?、ロナルドさん?」
どさっ
「うー··ん··」
(気絶してるだけで良かった、でもロナルドさんに似すぎるわ···あっ!マントがないからだ!)←
「起きた時びっくりしないよう今のうちに色々準備しないとね」
ぱちっ
「うっ··ここは」
確か俺は吸血鬼を追いかけて路地裏に入ったから思わず入り前から···俺と同じ赤い色と···