第10章 しゅわしゅわ
ざりっ
「それを受け入れたくないからってわざわざ事件起こして俺を殺すやり方を考えた罰だ」
お前等が見てきた理想は昔に消えた
俺が当主となってから
俺はあの日出会ったアイツとずっと一緒にいたいと決めたんだ。
『····俺は昔の考えを破棄する、時代は日々変わり新しい命も生まれる··だから人間と共存を自由にする』
『ぉぉぉぉ!』
『もう怖がらなくていい、何も闇の中で生きる必要はない』
その決意の反面俺の自由を反論する仲間もいた
だから消した
「······」
「ロナルドさん?疲れましたか?」
ぎゅ
「あぁ、つかれた。だから頭撫でてくれ」
「···よく頑張りましたね」
「うん··」
「おかえりなさい」
「ただいま」