第9章 おさわり禁止
「さっ、めしあがれ」
ぱくっ
「いただきます··美味い」
ふふん
「とうぜんだ、彩華くんにも教えたからね。同じ"味"だろ」
もぐ。
「うん··同じ味(同じだけど···)」
『味はどうですか?、ドラルクさんから色々と教えて貰ったんですが··よかった~~。でも私よりドラルクさんの料理が1番なんですよ』
ぶわわ
「え"~~~··ん」
「泣きながら食うのか。全くほんと君は彩華くんが好きなんだね」
えぐっもぐ··ぐしっ
「だって··え"ー··ん」
「食べながら泣くのかい。安心しなよ明日になれば彩華くんは帰ってくるから、今日は私」
「う"ん"··」
「よし、本題に入るか。なぜ彩華くんが森で休んでるか、君が彩華くんに盛すぎだからだ!」