第6章 アブラカタブラ
「あの時間に入ってきたロナルドさん見たけどさ··女じゃない護衛を庇う姿見て不思議なんだよね」
「···あの人は、私が住む場所を守ってくれたので恩を返すのみ」
「ふーん、知ってるかい?社長達で裏オークションに参戦してる話。そこにも俺まで連れてかれてさ···」
どくん
どくん···。
(やっぱり、この人もあの会場にいた)
大丈夫
大丈夫
「あん時初めて欲しくなったんだよ。···怯えてるバニーガール」
「ーーーー!」
「でもロナルドが、落としたみたいだから護衛の君なら知ってない?あのバニーガールの行方」
「···あのうさぎは··私が始末したのでいません」
「··なんで?」
「あのうさぎは、社長を殺そうとしたので(話作ってしまったが···私がそのバニーガールとパれ··バレたら···捕まる、そして言葉を間違えるぐらいヤバい自分もいる···!)」