第6章 アブラカタブラ
てれ
「俺の嫁は··恥ずかしがり屋なので今日は来てないんです、代わりに家政夫兼護衛を頼んだんです、名前は霧島彩華くん」
···スッ
「先程の無礼謝罪申し上げます、家政夫兼護衛の霧島です。」
「あっ、あぁ···よろしく(いやいや明らかにロナルドさんの家庭関係やば過ぎないか?!)」
✿✿✿
「今日の夜に我等が乾杯!」
カチンとグラス同士が重なる。
ロナルドさんは色んな社長達と話をしているが周りにいる女性達からの熱い視線には気づいてないみたいだ
コッ
「護衛さんも何か食べませんか?」
「···貴方は(名前知らないわ··)」
「私は○○社長の妻です」
「よろしくお願いします」
「貴方は金太郎さんの護衛ですってね、ならば金太郎さんの奥さんは見たことあります?」
「何か情報欲しさですか?」