• テキストサイズ

森の子·家の子

第12章 べに



「·····」

男性は何か考えていた。
そして


「金太郎さんも、貴方と同じ名前です。こんな偶然もあるんですね」

「··俺と同じ名前··?」

「はい、ロナルドさんです」

(普通のシンヨコでもこんな事あるんだな。しかし、本当に同じ男なのか?)

まるで、ヒナイチみたいな感じがする

「あの、失礼な話をしたと感じたら殴ってください」

「殴りませんよ、何故殴らなければいけないんですか?まさか、普段殴られていたとか?」

「あっ、そう言う事じゃ··まぁ依頼人も人間ですから俺が失敗すれば叩かれたりしますね」

「ロナルドさん」

「はい?···!」

ぎりぎり
「その輩の元に案内出来ますか?私がその依頼人を同じ目に合わせてやる」

「いやいや!そんなもう前の話だし、聞いた話だとあの依頼人の家が崩落したとかで。」
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp