第6章 新たなる出会い ◆
「やっぱり俺より半田がいいんだ···」
(いじけルド)
すっ
「はい立ち上がり」
「むぅー··」
「oh··ほんと大きくなったね。ロナルドさん」
ぎゅむ
「俺がずっと守るから!」
「ぶぇ!(急な肉厚、でもほんと大人になったなー···)」
「なぁ、キスしちゃだめか?」
「キスですか?(いつも額にしていたからな)いいですよ」
ぱあ
「うん!····愛してる、彩華」
その言葉と共にロナルドさんは額ではなく
口に誓いをしてきた。
✿✿
(終わった、さて帰ろうか··)
「久しいな」
「な!?」
「何を驚いてる!俺は見回りだ」
「あー、お疲れ様です(さすが退治人。気配感じなかった)」
ロナルドさんがいなくて正解だった
半田さんはロナルドさんが成人男性に育った事を知らないか····
にゅっ
「彩華、腹減った」
「らー!?影から出ないの!」