第5章 いかり 学生夢女
くるっ
「はい?···!?(ま゚!この人は···!)」
3年で萩野くん並に全学年から人気ある先輩!(名前知らないんだよな···)
なぜ先輩が···。萩野くんか!?
「今日は来てないの?」
ぽかーん···!
「あっ、はい親戚はこの前限りですな···」
「あの親戚さんの名前を知りたいの」
「あー··ロナルドくんですよ(美人すぎて目が合わせられない)」
「あの、もし親戚の集まりがある時が来たらロナルドくんに渡して欲しいの」
すっ
「わかりました!(ラブレター)」
「ありがとね」
たたた
(···珍しい、萩野くんじゃないんだ)
「霧島」
「おん?萩野くんじゃないか」
「今日部活あるぞ」
「ブェッ··今日の部活は何やるんだろうか」
「·····今日一緒に帰ろうぜ」
「いいよ!部長も誘うか!」
「いや··お前と帰りたいんだ」
「分かったわ。」
ほっ
「ありがとう(やっぱりまだ霧島は)」
俺を見てくれないんだな
(···せめて今日帰る時にもっと俺を見てくれたら)