第5章 いかり 学生夢女
ブシャー!···ぼたぼた··
『ぎゃああああ!』
「人間の血って不味いんだよね、本当は舐めたくないけど··俺の屋敷に来たって言うことは覚悟が出来てるんだよな···?」
人間よ
✿✿✿
コツコツ
「ぴー」
「ん?ヌン?」
シャッ
「ピスピス」
カチャ
「おかえり。···ロナルドさんは館にいるんだね」
(久しぶりの1人部屋。···さびしいな)
普段は賑やかな5歳児だけどいざいない夜を過ごすとは
「そうだ、ヌンまだエサまだだよね?」
パタパタ
「ピスピス」
くるっ
「それじゃ用意··!?」
後ろを向いたら私のベッドに眠るロナルドさんの姿があった
(···いつの間に!?)