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夜の吸血鬼

第29章 ウソの声 嘘ルド



(ドラルクさんの手はどのドラルクさんとも同じだ)

冷たくて、細くて

でも優しく撫でてくれる

(··あの世界は残酷なんだな)

逆転のロナルドさんよりも··昔(?)のロナルドさんに似てる



キュッ
「··怪我だらけ」

ふよふよ
『あぁ、この手に付いた傷は"覚悟"で付いたんだ』

「···ドラルクさん、私は嘘の世界にいた私に似ていますか?」

ふよふよ
『うん、似てるよ。』

ふっ
「··寝ていた」
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