• テキストサイズ

夜の吸血鬼

第25章 きゃんでぃ ◆夢女



ぎゅっ
「····悪かった。」

「あっ!お気になさらないで、私は私の"戦い"をしただけですから。でも···引きましたよね、私··目の前で大切な人達が酷い目に合うと目つきも口調も悪くなるから··はは」

ぎゅーー··
「いい、全てが"彩華"なんだ。何も悪くない···」

「ロナルドさんは、あの人と似てますね。でも··はっきり断る事をしないとああして来るんですからね!」

「はい。··でも、もう来ねーよ」

「なら、いいんですが」


✿✿✿


「さて、そろそろ私は帰りますね。」

がたん
「え"!?」

「だって、そろそろ"彩華"さんが帰宅するんですよね?ちょっとしたアルバイトで店長から聞きましたから」

「駄目なのか···?」

「うん?」

「····俺の"彩華"じゃ駄目なのか?」
/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp