第25章 きゃんでぃ ◆夢女
ざああああーー·····
はぁ···はぁ···
「ーーーー!」
あの雨が降る夜に、私は戦った。
大切な人が私の代わりに捕まって✿✿れて
だから刀を振るった。
血溜まりの中降り注ぐ雨に泣いていた時に手を差し伸べられ言われた
『君の武器は··そのーーー』
✿✿✿
ヒュン!!
「私の"過去"を知らない癖して簡単に人殺しとか言ってんじゃねーよ!!」
ドゴォォん!!
「いやあああ!」
ばたばた!
パラパラ···。
「ロナルドさん」
びくっ
「あっ、あぁ··(強すぎる)」
「事務所通路の壁··弁償しますううぅ··(泣)」
かくん
「な··何だそんな事か··このままでいいぞ。いい結果を残したからな?彩華」
しくめそ
「大丈夫かな···はい?」