第20章 ハプニングアワー ◆夢女
最初より子供は成長してきた
無口だった子は話すようになり
「おやすみなさい、ロナルドさん」
「あの」
「はい、どうしましたか?」
「一緒に···寝よ··?」
きゅうぅん。
「そうしようか(毎回ソファに潜り込まれるなら私が寝れば大丈夫よね)」
と言い私は寝ると
ぎゅぅ···
「····」
「どうしました?」
「やわらかい、あったかい··優しい··ぷぅ··ぷぅ··」
(寂しがり屋なのかな。もし子供がいたらこんな感じなのかな)
その後も順調に育っていき
また少し成長してきたあたり
「さて、ロナルドさんお風呂入りましょうか」
「一緒に入りたいです··駄目?」
「駄目じゃないよ、ロナルドさんが大きくなるまでは一緒に入りましょうね」