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夜の吸血鬼

第17章 夢と嘘 ✿



すっ
『この香水を私と会った時に付けてください』

すんすん
『これは?無臭』

『真祖に気づかれたらあちらのロナルドさんに叱られますからね』

『あの、操りさん』

『なんですか?』

『···無理はしないでください。知り合いに色々と教えて貰ってますが··本来あなたはVRC行きだと、でも』

『お嬢さん』

『はい』

にこっ
『あなたは何も気にしなくていいんですよ』

あの退治人は、人間だけど···1人のためなら吸血鬼すらを利用する人間だ

もやもや
『本来は次元が違う同士の··ううむ。"VRC行きの代わりに退治人の願いを叶えるなら今回の件は無しにしてやる"って言われたから··まぁ』


私のせいなんだけどな···。


『···(やっぱり疲れてる感じがする)』
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