第14章 ごたいめん ◆
だだだ
「くそっ!あんのくそ吸血鬼があ!」
退治人は走る
狭い道を走り
「おっ!いたいた、待ちやがれーー!」
「きききーー!」
「あ゙!すみません!避けてください!」
くるっ
「···貴方こそ伏せて」
「へっ···!」
スパッ···スナスナァ···
「ギニャーーー!」
スゥ-··チン
「お怪我はありませんか?退治人さん」
「あっ··いえこちらこそ···ありがとうございます···!?」
今の剣さばきはなんだ···?
ヒナイチ以上だった
だけど気にする所は····
「何で···吸対の制服··なんだ···?彩華」
「私の名前を分かるんですか?あー、半田さんと同じ退治人だからか?とりあえず立てますか?」
「いや!違う!半田は吸対だ!何が何だか分かんねー!」
「お互いに話を合わせましょうか」