第11章 すらんすらん ◆
ガチャ!
「彩華!」
思わず名前を出した。
あの吸血鬼の名前は知らないけど、優しく私に手を差し伸べてくれた
そして人間の元に行った
だから私は探したの···
そして見つけた。
新しい私の事を呼んでくれる人間に
「私が銃で驚くと?総長時代をナメるなよ」
私が差し伸べた手より早かったのか彩華の剣が
職員の銃を真っ二つにしたあと
キュッ
ぐわっ!
ドコォ!!
「ーーーーーー!」
足蹴りで壁に研究員を蹴り潰した。
「命を消しても良かったけど警察署に連行だ。貴様はクビだな··あら?アラネアさん」
「なっ···なんなのよ貴女は···」
「あー··幻滅しました?」
すたすた
ぎゅ····
「ーー!」
「どうして··どうして危険な私に優しくするのよ!」