第24章 お祭り
翌朝。
朝7:00で目が覚める。
待ち合わせの時間は10:00。
今から用意すると丁度いい。
朝ご飯を食べて、浴衣を着て、持って行く物を確かめて……準備は整って、只今9:48。
もう行った方がいいだろう。
「行ってきまーす!」
大きな声で言って家を出る。
待ち合わせ場所に行くと光輝はもうそこにいた。
「ごめん。待った?」
「ううん。全然!」
「そっか。じゃ、行こっか。」
「そうだな。」
光輝はラフな格好だった。
お祭りには丁度いい程度の服装だ。
お祭りを開催している所に行くと、そこには千里が誰か他の人と話していた。
「あ!千里ー!」
「おー!里奈ー!あ、光輝も一緒なんだぁ。やっぱり付き合ってるんだね。」
「ついこの前ね。じゃ、バイバーイ。」
「バイバーイ!」
千里はうつむいていた。
嘘ついてまで光輝が好きだったのだろうか。
きっと私にヤキモチやいてるだろう。
そんなの私にとってはいい迷惑だ。