第23章 派手なイケメンと戦国美丈夫
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宇髄「俺等はテメェに喰われる程弱くねーから覚悟しろ。地味に死んでもらうぜ!」
縁壱「鬼は何故人を喰らうのか…」
まゆ「可哀相な生き物なのよ。さっさと閻魔の所に送りましょう。糞鬼っ、お前は私達の仲間を喰らった…相応の罰を受けなさい!!」
私が言い終わると同時に三人一斉に動っ…けなかったわ!縁壱さんが一瞬で決めちゃったから(笑)
縁壱「日の呼吸 輝輝恩光」
鬼「えっ?」
鬼は自分が斬られた事に気が付かないまま絶命し消えていった。これには天元も目を丸くして立ち尽くしている
まゆ「天元、私の旦那様は超強くて超カッコイイでしょ♪」
天元「あぁ、派手にスッゲーな日柱の兄さんは。きっと月柱の兄さんも強いんだろうなぁ。久々に鳥肌が立ったぜ」
まゆ「そうよ。巌勝さんも超強くて超カッコイイの。だから諦めてね。私は二人しか見えないから」
縁壱「まゆ…(出会いから何百年も経つのに、増々愛おしくて狂ってしまいそうだ)」
三人も嫁が居るんだから良いじゃないの!まっ、これだけ見せ付けられたら普通は折れるわよね
宇髄「くくっ…上等だぁ!!こんなカッケー兄さん達と女を奪い合って勝取るなんざ最高に派手じゃねーの!!」
如何やら普通ではなかった模様。縁壱さんの綺麗な顔には太い青筋が浮かびあがっている
まゆ「えぇっ、何でそうなるのよっ」
宇髄「派手なイケメンVS正統派の美丈夫兄弟。おもしれーと思わねぇか?日柱の兄さんよ」
縁壱「…………」
自分でイケメンって言いきったわよ、この子!天元って中々個性が強い子ね。あっ、縁壱さんが本格的に黙り込んじゃった…今夜は二人にグッチョグッチョのベチャベチャになるまでヤられっ、否、愛されてしまうわ…
明日から妙神山入りなのにぃーーー!!
まっ、少なくとも私は修行しないけどね
宇髄「黙っちまったが自信ねーの?」
まゆ「ちょっと天元いい加減にっムグッ」
私が天元に文句を言おうとしたら、縁壱さんの大きな手によって口を塞がれてしまった
縁壱「私はまゆを信じている。それは兄上も然り…何が有ろうが他の男に譲るつもりは無い」
私だって離れてなんてやらないよ♡
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