第16章 私の我儘【天国地獄魔界編】
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うた「縁壱さ、今度こそまゆちゃんを離すじゃねーだよ!」
うたと陸奥は、賽の河原で赤子と他の子供達の面倒を見つつ過ごすという事になったので、急いで帰って行った。ここからは残された者達の話だ
美月「お父さんは、お母さんと一緒に居たいんだよね。それなら説得がんばらないと!お母さん強情だからねー、今や鋼鉄の女王とか言われてる位だから中々キツイかもよ〜」
鬼灯「大丈夫じゃないですかー、まゆさんは私が怯える位に継国兄弟には弱いので!借りてきた猫みたいに。あー(ある意味)恐ろしい」
縁壱「鬼灯殿、まゆは魔界に居ると…どうか会わせていただきとう御座います」
鬼灯は縁壱の言葉を聞き、何かを思い出したのか手をポンっと打った
鬼灯「連絡はとれませんが場所はわかりますから早く行ったほうが良いかもしれませんね。まゆさんはリリスさんと妲己さんに連れ出されて、朝から合コン行ってますから」←大丈夫なのをわかってて煽っている、面白いから
美月「あー、やっぱりか!でも心配要らないかもよ?お母さん性格キツイからねー」
縁壱「何があるかわからぬだろう…」
美月は雅勝と理壱を連れて魔界の城へと帰って行き、縁壱と鬼灯はまゆが居るであろう合コン現場へと向うのだった
【合コン現場】
ここで男性陣の紹介!
先ずは、まゆに浮気三元神と命名された男達→ゼウス、大国主命、白澤
「同僚か!」とタカ&トシ風に突っ込まれた男達→アシュタロス、ベリト、ガープ、セーレ、マルコシアス、アスモデウス
その他鼻で笑われたまゆを狙う男達が数人+α
次回は女性陣を紹介!
まゆ、リリス、妲己、ゴモリー、天邪鬼
以上、男性陣に対して女性陣少ないのは気のせいではない
店に着いた鬼灯と縁壱が、まゆが居ると思われる部屋に進んで行く
鬼灯「縁壱さん、青筋出てますよ?」
縁壱「申し訳ない。私の妻は可愛い上に甘え上手故に狼が群がっていると思うとつい…」
やはり、縁壱はまゆの事となると別人の様になるのだ。澄ました顔をしているのに青筋が太く浮き出ている。流石の鬼灯も若干引いているが、まゆが幸せなら何も言うまい、と黙っている
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