第2章 鬼vs.宿敵 地獄大一番
獄卒「閻魔大王ッ!!」
獄卒「阿鼻地獄で川が氾濫していますっ」
唐瓜「天国から要請書が...」
獄卒「黒縄地獄は財政破綻しそうですっ」
獄卒「大王___ッまた亡者がドッと......」
閻魔「うわーー今一杯だよっ」
獄卒「大王___「果樹園を焼いた者はサトウキビでめっちゃ叩く」って......現代に合いません。改定しましょう」
閻魔「あーーえーっとね......阿鼻は政令指定地獄でしょ。そっちで何とかして。天国のことは知らないよー。鬼灯君か瓜美ちゃんにでも相談してっ!」
唐瓜「アレ......そういえば鬼灯様と瓜美様は......」
閻魔「視察に行ってるよ。この忙しさでさァ、彼も彼女もあっちこっち引っぱりだこだよ」
貴方「___針山は特に問題なし。不喜処地獄はどうですか?」
獄卒「従業員不足ですねえー」
唐瓜「瓜美様ァー桃源郷から人材貸し出しの要請が......」
貴方「天国の世話までしてられませんよ」
獄卒「オイ、今こっちの相談してんだぞ。割り込むなよ」
すみませんと唐瓜が頭を掻く。
貴方「どうせあのアホ(閻魔)が面倒だからって私か鬼灯に相談しろとでも言ったんでしょう」
獄卒「今さらっとアホって言った?」
貴方「桃源郷ですか...まァよくも罪人もいないのにヌケヌケと...ゆったりたっぷりのんびりしてるくせに...」
唐瓜「...旅ゆけば楽しい...」
獄卒「...ホテル三●月...」
貴方「何でもかんでも私と鬼灯に回してくる」