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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第32章 中国現世に妖怪が広まった訳


貴方「お二人共仲悪い割にしょっちゅう勝負事してますよね......」

そう言いながら、瓜美は兎を撫でる

白澤「くそ〜〜日本語のしりとりは不利だよ!」

桃太郎「しかも どういうしりとりだか......」

白澤「しりあげ足とり」

桃太郎「ロクなもんとってねえ」

鬼灯「私はこんなことしてないで早々に帰りたいんですよ。薬はまだですか」

桃太郎「もうちょっと煮えるまで待ってください」

白澤「桃タロー君は薬剤師が板についてきたね」

貴方「その格好も見慣れましたね。以前は自己顕示欲の塊みたいな格好でしたけど」

桃太郎「そう言わないでくださいよォ......爺ちゃんの格好を意識したんですよ」

桃太郎「......」

白澤「?」

桃太郎「.....前からなんとなく違和感があったんですけど......白澤様 三角巾の位置おかしくないスか?」

白澤「何 今頃気付いたの?」

スッ
白澤は前髪をあげた

白澤「だって僕は本来ここにも目があるんだから。体にも6つ目がある。角も計6本あるよ。ホラ これ見てごらん」

鬼灯「目潰し!!!」

鬼灯は目を突き刺そうとしたが、避けた

白澤「お前ならそう来ると思ったアアア」

白澤にかわされて舌打ちする鬼灯。

桃太郎「なるほどそこに布当たってると痛いんスね」

白澤「いや…痛くはないんだけどなんか……モヤッとする。モヤッとね」

桃太郎「ああ…まァ、言わんとすることはわかります」

鬼灯「市販の目薬じゃすぐなくなっちゃいそうですよね」

白澤「どういう着眼点だよ」
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