第2章 理由
お風呂を出て
一応子供たちの寝てる部屋を確認する
みんなよく寝てるなぁって見てたら
「んーーー‼︎」
あら、誰か起きちゃった?
近くに寄ってみると
寝てたたぁくんが寝返りをうった時に起きちゃったみたい
「たぁくん、起きちゃったの?」
他のみんなが起きないように
小声で話す
「だぁーーー、んー」
これはぐずり始めたな
「たぁくん、皆起きちゃうから
あっちの部屋いこ?」
そう言うと
抱っこを求めて両手を私の方に向けて出してきた
まだ髪の毛が濡れてるから
なるべく早く寝かせて
髪の毛を乾かしたいんだけどな
リビングがある下の部屋に
降りてソファーに座った
そっからたぁくんを抱っこして
寝かせつけるまでに
1時間以上かかりましたとさ。