• テキストサイズ

あなたは誰と恋をする? 二章

第12章 世界と約束 3


ソンジュ「全ての始まりはこの“約束”だ」
 これにより世界は二つに切り分けられ
 二つの世界は断絶した

   ここは その時 分かれた
   “鬼”側の世界、、、

  そもそも人間の世界なんかじゃないんだよ。

「ついでに言えばお前たちの祖先はその時こちら側に置いていかれた土産って訳だ」
レイ「置いて、、、行かれた、、、?」
ソンジュ「“鬼は人間を狩らない” その約束を守り 以来 人間を 管理・養殖し続けている その養殖期間が“農園” “グレイスフィールド”はその中でも最上級に位置する一つ “多種・多数”ある農園のトップだ 取り決めから千年 世界の姿はほぼ変わらない 残念だが これが お前たちが生まれた、、、 逃げて出た世界だ」
ソラ(二つの世界?分かれた、、、?ーでも)
エマ(“ほんの三十年”なんかじゃない ずっとずっと鬼の世界だったんだ!)
レイ(この世界はー 人間の世界じゃない これが答え、、、)
エマ「レイ、、、ソラ、、、」
(こんな、、、こんなの、、、)
レイ「あぁ、、、」
ソラ「うん、、、」
「「やったぁ!!よかったぁ!!」」
ソンジュ「ん???」
エマ「最悪だけど!最悪だけど!!その先があった!!」
レイ「おう!よくわからんが思ってたよりずっと良かった!」
ソラ「人間の世界が別にある」
レイ「あぁ!これで思う存分フィル達を迎えに戻れる!」
ソンジュ「あ、、、いや、、、すごく伝えづらいんだが、、、人間の世界には渡れない 道は完全に閉ざされている “二度と行き来出来ない” それも 取り決めで定められた一つだ だからー」
エマ「大丈夫 見つけるから あっちへ行く方法は探して見つける」
「ありがとう ソンジュ 元気出た!」
ソンジュ「そうか、、、それなら、、、まぁよかった」
「今日は遅い もう寝なさい」
エマ「うん!」
ソンジュ「明日からは森の抜け道を教えよう 出口まで無事送る 案内はまかせろ」
エマ「ありがとう おやすみなさい」

   
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp