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【進撃の巨人】月と青い鳥

第7章 調査兵団



。。。。。。。。。

レースのカーテンから差しこんだ朝の光がカナコの顔に当たる 目蓋がピクピクと動きゆっくりと目を開けた


「おはよう」


頭を撫でるとカナコは嬉しそうにふにゃふにゃと笑う


「おはよう…ふふっ…幸せな朝だ…」


「最近は眠りが浅せぇけど今日はあったかくて柔らかい体が隣に居たから すげぇ気持ちよく寝れた…」


「じゃあ 毎日来て…」


うつ伏せになり枕に顔を半分埋めて俺を見るカナコは寝癖のついた はねた髪で甘える仕草が可愛らしい

柔らかい体に身を寄せる お互い裸だから俺の下半身の生理現象がカナコの素肌に当たった



「ねぇ…当たってる…」


「当ててる」


「馬鹿……」


頭を撫でていた手を耳へと滑らせてなぞるとカナコは目を閉じた



「その顔悪くねぇ…」


目を閉じたカナコにキスをしながら上に乗りキスを深めていく


「このまま 止めたくねぇ…」


「ダメ…朝…書類を取りにエルヴィンの所にいかなきゃ…」



よりにもよって聞きたくねぇ名前をカナコが口にしやがった

起き上がろうとするカナコの両手を押さえつけ押し倒し頸動脈辺りを噛むとカナコの腰がビクッと跳ね 甘い吐息を吐いた


「駄目だ…行かせねぇよ」


夜は優しくした分 朝はカナコの好みの攻めで追い詰めていく事に決めた















立体起動のベルトを装着してブーツ履きカナコの部屋を出ると エルヴィンが歩いてきた


「おはようリヴァイ…カナコは部屋にいるのか?」


「……何の用だ?書類なら自分で届けてくれ カナコは動けねぇ」


「体調が悪いのか?それとも君がこの部屋から出てきた事と関係あるのか?」


この男は堅物かと思っていたが こんな風にからかう事も言えんのか…


「さっきまで無理をさせたから今は起き上がれねぇよ 部屋にも入るな」


扉の前に立ちにらみ会う







「おーい兄貴!遅いから迎えに来たぜ 」


イザベルの明るい声が響き

フッ…とエルヴィンが笑った


「そうか…なら書類は私が持って行こう それと私がカナコに仕事を頼んだ事にしておくから午前中は休みでいいと伝えてくれ」


「……伝えておく」


「昨日の紅茶のお礼だよ」


エルヴィンは俺達に背を向けて団長室へと去っていった







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