第6章 素直 後編【※錆兎】
子宮の入り口をぐぽっぐぽっと、音を立てて、何度も押し付けられると、陽華の身体が大きく跳ね上がる。
「んっ…、そんなに…奥ばっかり…、したら…、」
「お前、ここ好きだろ?…っ…、いつもここ突くと…、すごい…締め付けて、来るもんな?」
「そんな…知らな…、ぁんっ!」
一際大きく突かれ、陽華が堪えきれない矯声を上げる。
「うわっ…すげ、締まった、」
きゅうきゅうと締め付けられ、錆兎の顔が快楽に歪み、身体を折り曲げる。
「…ぁっ…はぁ、……錆兎…もう…、」
「イきそうか?…俺もだ。……一緒にイこうな?」
錆兎はそう言うと、陽華の膝裏に手を入れて持ち上げた。上を向いた入り口に上から勢いよく、腰を打ち付ける。
「はぁんっ…、待って…それ…だめっ!!」
陽華の静止も聞かずに、錆兎は夢中で腰を打ち付けた。その激しさに、陽華が耐えきれずに顔を歪め、息を荒く吐き出す。
「んっ、んぁっ…、…さ、錆兎…、」
陽華が錆兎に向かって、手を伸ばした。錆兎は答えるように膝裏に差し込んだ手を外すと、陽華の身体をギュッと抱きしめた。
その背中に、陽華の手が回される。