第14章 極付派手侍
ハカセ「どうしたのかな…ジョー…」
ナビィ「心配ダネェ」
ルカ「夕べここに戻ってきた時も…いつもと違う感じだったし…」
アイム「連絡してみましょう」
マーベラス「やめとけ……」
ナビィ「アッ!起キタ!」
アイム「マーベラスさん…?」
マーベラス「アイツが1人でっつってんなら…放っとけ…」
ハカセ「でも…マーベラス」
マーベラスは起き上がった
マーベラス「アイツなら大丈夫だ……。絶対帰ってくる……。それよりも……飯だ」
テーブルには山盛りの食べ物
マーベラスはそれを食べまくる
ナビィ「オォ〜!ヨク食ベルネェ〜!美味シソウダネェ!」
アイム「そんな無理をしない方が……。まだ動ける状態では無いはずです」
マーベラス「うるへぇ」
ルカ「大丈夫、いつも食べまくって元気になってたから」
薫「1つ聞いてよいか」
マーベラス「何だ」
薫「どうしてあの男が戻ると言えるのだ。大丈夫と確信出来るのだ」
マーベラス「…決まってんだろ。ゴクンッ。俺とアイツだからだ」
薫「………」
マーベラス「初めて会った瞬間に、運命は決まった」
―――――
ジョーと出会った数年前―――
マーベラス「この星もザンギャックに滅ぼされたか…」
《裏切り者を許すな!!》
《捕まえろ!!》
そこにはゴーミンやスゴーミンと戦うジョーが
マーベラス「何だアイツ……やるな」
ドォォォン!!
ザンギャックの攻撃に倒れた
ジョーはそれでも剣を掴もうと手を伸ばす
ドォン!ドォン!
ジョー「…!」
マーベラス「おりゃあ!!」
ゴーミンたちを蹴散らしていくマーベラス
マーベラス「ザンギャック同士で面白ぇことしてんな」
マーベラスは足元にあったジョーの剣を蹴って渡す
マーベラス「手ぇ貸してやる」
ジョー「……宇宙海賊か…。俺を助けても…金はふんだくれないぞ…」
マーベラス「んなもんは要らねぇ。俺が欲しいのは…お前だ」
ジョー「…?」
襲いかかるゴーミンたちを倒していく
そしてジョーはもう一剣を取り、マーベラスと背中合わせになる
マーベラス「フッ…」
ジョー「…フッ」
そして息の合ったコンビネーションでゴーミンたちを倒した