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海賊戦隊ゴーカイジャー

第13章 真剣大騒動




ルカ「サムラーイって…着物着て、刀持ってる人達か…」

アイム「この時代にはもういないと聞きますが…」

みんなは船から降り、写真を見ながら歩いていた


「5,6,7,8……」


ハカセ「あ、あれは?」

ハカセの指差す方向には、袴を着て竹刀を振るう人たち

マーベラス「っぽいな」

ハカセとマーベラスはその人たちの元へ

ハカセ「すみません、みなさんはサムラーイですか?」

「は…?」

マーベラス「宇宙最大のお宝の在り処が聞きたい」

「いやぁ…私達は侍ではないので。すいません」

マーベラスはルカたちを見て首を横に降った


ルカ「なーんだ」

ジョーはその光景を眺めていた

昔、ザンギャックにいた頃の記憶を思い出していた


『……ジョー…?』

とアイムはジョーに駆け寄った

アイム「ジョーさん、どうしたのですか?」

ジョー「…昔のことを…思い出していた」

アイム「え…?」

『(ジョーの……過去……)』


ジョー「気にするな」


ドンッ…!


マーベラス「ん?」


ドンッ…!


どこからか太鼓の音が鳴り響く

そして白地に何かのマークが描かれた陣幕が現れ、黒が旗を掲げる

現れたのは2人の人物


マーベラス「何だありゃ」

「海賊衆ども!よーく聞け!こちらにおわす方はこの世を守る侍にして、先のシンケンレッド、志葉薫様にあらせられるぞ!」


ルカ「サムラーイで…シンケンレッド…?」

ハカセ「!ってことは…!」

「えぇい、姫の御前である!頭が高い!控えおろう!」

薫「丹波。もういい」

マーベラス「フッ…」

薫「海賊衆にそのような台詞が通用するものか。下がれ」

丹波「は……はぁ」


薫「単刀直入に言おう。シンケンジャーのレンジャーキーを返せ」

マーベラス「フッ……単刀直入に言うぜ。ふざけんな」

丹波「貴様〜…!姫に向かって…!」


ベシッ


丹波「おおっ…!」

薫は丹波の頭を扇子で叩いた

薫「下がれ。やむを得ぬ」

薫はシンケンジャーの武器、シンケンマルを構えた

薫「腕ずくで取り返す……。フッ!!」


薫はマーベラスに向かって走り出し、斬りかかる

マーベラスはそれを避けるか弾く

薫「ほぉ……よく避けたな」

マーベラスは腰にゴーカイガンを構えていた

アイム「!」



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