第10章 スパイ小作戦
ゴーカイオーはバットを投げ捨て、ヤンガーを攻撃
拳や蹴りでダメージを与えていく
マーベラス《一気にトドメだ!》
《《《レンジャーキーセット!完成!デカゴーカイオー!》》》
ヤンガー《えぇっ!》
《《《ゴーカイフルブラスト!!》》》
ヤンガー《ああああああああ!!》
ドォォォン!!
カケラが浮き上がりの元へ
―――――
「お姉ちゃん!」
『なぁに?』
「これあげる!」
『これ……お花の冠?』
「うん!みんなで作ったの!」
「僕はこれ!」
「あたしはこれ〜!」
『ありがとう…!みんな…!大切にするね!』
―――――
『………誰、だろう…』
出てきた子たちがわからない
『たくさん、囲まれてた…』
私は一体どういう人間だったのか
思い出すたびに謎が増えるだった
―――ガレオン船――
ハカセ「ザンギャックに知られた以上、邪魔しに来るかもよ」
ジョー「奴らより先に、大いなる力を手に入れれば良い話だ」
アイム「そうですよね」
ナビィ「ソウデスネ〜」
ルカ「でもさ…空飛ぶ島って…どこにあんの?」
マーベラス「ま、どうにかなるだろ。この星を2、3周すればいいってことだ」
「「「えぇ〜〜!?」」」
錨を上げて船は出発した
ジョー「元気がないな」
『え…?』
ジョー「どうかしたか」
『……。何かを、思い出す度に……モヤモヤ、する』
ジョー「………」
『たぶん、もど、かしい…?のかな』
ジョー「記憶のピースがランダムに揃っていくからな。頭や体が追いついてないんだろ」
『治る?』
ジョー「記憶が揃ってくれば、落ち着くさ」
『そっか。わかった』
ジョー「…お前はよく頑張ってる」
『?』
ジョー「さ、次の大いなる力のために……空飛ぶ島を探すぞ」
『うん、そうだね』