• テキストサイズ

海賊戦隊ゴーカイジャー

第8章 一番大切なもの




カケラはの中へ吸い込まれた


ドクンッ…


―――――


「は優しいね」

「これからも優しい心を持て。そうすればきっと」

「きっと……素敵な人たちに出会えるわ」


―――――


『…………』

心が温かくなるような優しい話し方

『今日のは……いい記憶だ』


―――――


ルカは貰ったお金を小牧のぬいぐるみに入れて返していた

アイム「素敵です!ルカさんはやっぱり優しいんですね!」

ジョー「しかし本気で珍しいな。ルカがタダ働きするなんて」

ルカが足を止めた

ルカ「タダ働き〜?じゃーん」

指には以前欲しがっていたリングが

ハカセ「あ!」

ルカ「ま、家事の中でちょっとだけ余裕があったからさ。最初の約束通りだし?」

マーベラス「フッ…なるほど」

ハカセ「やっぱりルカはルカだ……」



アイム「そういえばさん、記憶は戻りましたか?」

『うん』

ハカセ「どんなのだった?」

『すごく、優しい声で…話す女の人が、いた』

アイム「今日はいい記憶だったのですね」

『うん。優しい、心を持て、って言ってた』

ルカ「それなら大丈夫じゃん、は優しいもん」

アイム「はい、そうですね」

『私、優しい、の?』

ハカセ「優しいよ!ルカより全然!」

ルカ「はぁ!?」

ハカセ「じょ、冗談だよ…!」

アイム「さんはとても優しいですよ」

『……ありがとう』


《きっと……素敵な人たちに出会えるわ》


『素敵な……人、たち………』


先を歩くマーベラスたちを眺めた

『たぶん、会えた、よ』

マーベラス「何してんだ!行くぞ!」

『……うん』

は頷いて走り出した

ジョー「どうした、ぼーっとして」

『ううん、何でも、ないよ』

ジョー「…そうか」



/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp