第2章 プロローグ
ドォン!!!ドォン!!!
爆発音が鳴り響く
『なに……これ……』
辺りは炎に包まれ、人が倒れている
『………』
「逃げろ…!ザンギャックに捕まってはいかん…!」
『……だれ……?』
「逃げて…!」
『逃…げる…?』
ドォォォォン!!
『…!』
火柱が上がり、視界が遮られる
爆発のあった場所には声をかけた人物が倒れていた
『…………?』
自分の手に小さなカケラが握られていることに気がついた
カケラは光り、自分の中へ入っていく
―――――
《》
―――――
『………?』
髪の長い女性がこちらに向けて言っていた
『私、の……名前…?』
《お前……生き残りか………》
『……?』
後ろには大きな怪物が立っていた
『だ、れ……』
《ガキが残ってたのか。あとはお前たけだ》
怪物は腕を振り上げた
ドォンドォンドォン!!
《うわぁぁぁ…!!》
『……?』
怪物は爆発
振り向くとそこには5人の人が歩いてきた
『………』
「お前……生き残りか」
『……?』
「名前は」
『……… …』
これがマーベラスたちとの出会い―――